警察用語・隠語(た行)

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(以下50音順)
 

逮捕・・・刑事事件について、捜査機関が裁判官の発する逮捕状により被疑者の身体の自由を拘束し、引致、拘留する行為。

逮捕状・・・被疑者の逮捕を認める許可状。検察や警察等の捜査機関の請求により裁判官が発行する。

地域警察官・・・交番や駐在所勤務の警察官のこと。外勤警察官の呼び名がかわったもの。

地方警務官・・・「都道府県警察の職員のうち、警視正以上の階級にある警察官。一般職の国家公務員とする。(警察法第五十六条)」

調書(ちょうしょ)・・・調査した事実を記載した文書。


帳場・・・捜査本部のこと。⇒捜査本部


デカ長(でかちょう)・・・巡査部長の階級にある刑事。

手錠・・・逃亡を防ぐために被疑者の手首にはめる金属製の腕輪。わっぱ。

 

同件・・・同じ事件・事案のこと。無線用語。

 

特殊関係人・・・愛人のこと。

 

所長(ところちょう)・・・分駐所などの所長の呼称。警察署の署長(しょちょう)と区別するための呼称。


特科車両隊(とっかしゃりょうたい)・・・警視庁機動隊の一組織。警視庁機動隊は第一~第九機動隊までの九隊と特科車両隊から成る。特科車両隊は放水車・爆発物処理車・レスキュー車・クレーン車・コマンド車などの多数の特殊車両を保有し、全隊員が各種の運転免許を持ち、溶接・旋盤などの特殊技能の保有者もいる。

取り調べ・・・被疑者の出頭を求めて、犯罪に関する事情を聴取すること。捜査の中でももっとも重要な作業といわれる。実際の取調室はとても狭くそこに刑事2人と箱詰め状態になるので被疑者にはかなりの圧迫感があり、心理的に不安となる。その結果やってもいない罪を認めてしまう「冤罪」がうまれることもある。